第3話「 私がアーキハウスに決めたワケ」
みなさんは家を建てようと思った時に何を重視しますか?
価格?
デザイン?
対応の良さ?
機密性?断熱性?耐震性?…
そんなの全部に決まってる。笑
全部ですよね。ぜーーーーんぶ!
あれもこれも譲れない!
だって家って…高すぎるお買い物。
「あー、ここ思ってたのと違ったし
使いにくいから家買い換えよっと!」
…富豪なの?
残念ながら私は富豪でもない、ただの一般人。
所得で言うと平均レベルです。
そんな平均レベルのミジンコのような私ですが、要望だけは人一倍。笑
いや…人万倍かもしれない。
そしてとっても慎重派で、計画的な気質です。多角的に物事を考え判断するタイプ。
さらに人の顔色や、ほんの僅かな違和感に気づいてしまう厄介な気質の持ち主。
そんな私がアーキハウスさんに決めたワケをこれからお話ししようと思います。
忖度なしのありのままです。
ぜひ私をエルサだと思って読み進めてください。
それじゃあ行くわよアナ!
アーキハウスさんはアネシスグループです。
アネシスグループといえば、「アネシス」はもちろん「ホームパーティ」や「リノべる。」おしゃれ大人雑貨屋の「HOTORI」などお家に関する多くの事業をされています。
まさにおうちのプロフェッショナル!
そんなアネシスグループのおうちは保証が長い。
なんと最長60年!
…いや、長すぎない?
わしがおばあちゃんになっても安心じゃのう。ほっほっほ。
(生きてないと思う)
※最長60年は定期点検を受けた場合です。
詳細はこちら↓
キャッチコピーが「ちょっとカッコイイ家づくりをしています」とか「設計士とつくるデザイナーズ住宅」とか、見た目だけ…?と思いがちですが、とんでもない。
全棟ZEH相当の住宅環境
最低3人以上のチーム設計
他にも色々あるのですが、それはアーキハウスさんのサイトにも載ってますので省略して。
私が実際に打ち合わせの中で経験した生の話をしていきたいと思います。
まず、デザイン重視になりすぎて「家」としての機能や性能、安全性を蔑ろにしない。ということ。
—
◆ 隠蔽(いんぺい)配管、意地でも阻止!
エアコンの位置って本当に難しくて。室外機へのダクトは極力見せたくない。
でもエアコンはこの位置がいい!ということが度々発生します。
場所を重視するとダクトがこのように目立ってしまいます。
そんな時に「隠蔽配管」というものがあるんです。
要は壁の中に配管を入れ込んで見えなくすること。
どの位置にエアコンをつけても配管が見えないから見た目スッキリ!
ええやん。これ。
しかし、宮本氏は言いました。
「漏水したら壁の中水浸しですよ。絶対やらないですね。」
エル「施主がどうしても!と言ったらやりますよね?」
宮本「もし、言い合いになったとしても止めますね。」(真顔)
施主と言い合いだと…!? 望むところや!
隠蔽配管は、万が一水漏れした時に、配管が壁の中にあるのでとんでもなく大変なことになるらしい。
家としてのダメージも大きいし、どんなに見た目がよくても施主があとで困るようなことは絶対に進めない。
という芯が通ったスタイルです。…うむ。信頼できますな。
—
◆構造の検討めっちゃするやん!
間取りの説明を受けてる時に気づいたんです。
ここに…柱…入るんですか…?
宮本さんは初回からうんざりするほど聞いてきたであろう私のこだわり。
それは…
「ノイズを無くしたい」
極限までシンプルにしたい。美術館のような家がいい。
そんな要望なのに…ここに…柱だと…?正気なの?
お主は一体何柱だ。 名を名乗れ。
(私は髪を下ろした天元さま推し)
構造上必要らしいその柱。
何とか無くせないかお願いしたところ、宮本さんだけの判断ではなく他の設計士さんの見解を伺いながら、再度構造の検討をして、結果的に無くすことに成功しました。
ちなみにもう一箇所無くしてほしい柱があったので、そちらも構造の検討をされたのち無くす許可が降りました。
とにかく慎重です。
「柱を無くしてほしい」という要望を出す施主が何割いらっしゃるか分かりませんが、担当の設計士さんだけではなく、他の方の見解も交えながら判断されます。
宮本さんの口から「構造の検討」という言葉を何回聞いたか分からないくらい、私が変更するたびにたくさん検討されて大変そうでした。(人ごと笑)
施主の見えないところで緻密な設計が行われているんだろうなぁと思いました。本当に感謝です。
我が家の図面に携わってくださった設計士のみなさん、大変お世話になりました。(深々)
—
そんな感じでアーキハウスさんは「見た目」だけでなく、「しっかりした家」を作ってくれるんだな!という安心感がありました。
あるあるだと思うのですが、
「標準はこれです。そちらのタイプだとオプションなので追加◯◯円ですね。」
そして標準のダサさときたらもう目もあてられない。(そんなに?)
「指定しなかったらこんなにダサいのが取り付けられてたー!」
これはよく聞きます。
なので私は最初っから確認しました。
「いやー、アーキさんおしゃれなので心配はしてないんですけど…
念の為確認してもいいですか?
見切り材ってどんなのですか?」
見切り材とは、フロアの材質が切り替わるところの留め具みたいなものです。
よくあるのはこういうタイプです。
私の質問に宮本さんはおもむろに立ち上がり、事務所の床を指差しました。
「こちらです」(ドヤ)
細っ!ステンレス…!おしゃ!
そうですよね!デザイナーズですもんね。うんうん!
確認した私が間違ってましたよ。
しかし!確認したいことはまだあるのだ。
「あ、あと、ダサいのは付けないと思うんですけど…
スイッチってどんなのですか?」
またまたおもむろに立ち上がった宮本さんは奥の部屋に消えて行きました。
そして何やらサンプルのようなものを手に持って登場。
「こちらですね」(ドヤ)
はーーーー!
これはまさに私が付けたかったスイッチー!!
この、角が、角ばってるやつ!丸くないやつ!
かっこいー!
ついついカチカチしたくなる押し心地!
テカテカしてないマット調!
スタイリッシュ〜!!
いやぁ、アーキさんの仕様を疑ってたわけじゃないんですよ。ほんとですほんと。
ただ想像以上にレベルが高かったです。
それとまだ建ってないので分かりませんが、
「窓枠を極限まで目立たなくしたい」という要望にも「そのつもりです」と即答いただいたり。
「点検口ってどんなのですか?(画像を見せながら)私こういうダサいの嫌なんです…」というこだわりにも「わかってますよエルさん!そんなのにはしません!僕もいやです!」と即答いただいたり。
いちいち言わなくても、デザインを担保してくれる安心感。
これは本当にストレスフリーでした。
ちなみにオプションにしたものは大きく以下になります。
・外壁を窯業系サイディングからガルバリウム合板に変更
→数十年後のメンテナンス費を考慮しての変更
・階段を鉄骨のスケルトン階段に変更
※標準は手すりだけアイアンです
→三方囲まれた立地で1階が暗いため、上からの光を落とす意図
・建具(ドア)を天井までのハイドアに変更
→部屋がせまいので広く見せるため
・建具の一部をガラス建具に変更
→部屋がせまいので広く見せるため
床材は子供部屋のみフローリングで、あとは全部屋フロアタイルにしました。
提案のフローリングは突板(つきいた)で、色味も好みですぐ気に入りました。
とにかく選べるものは良いものが多かったです。
ここには、営業マンがいません。
ここには、保育士がいます。
CMでお馴染みのとおり、アーキハウスさんには営業さんがいません。
すぐに設計士さんとの面会になり、ラフを描いてもらったり、アドバイスをいただけます。
営業さんを挟まないので話が早い。
・提案&見積り
・設計
・コーディネート
・ローン関係
などなど…
すべて設計士さんが行います。
窓口がひとつなので、「Aさんにはこの間伝えたのですが…」なんて情報伝達のトラブルも起こらない。
無駄がなくとってもスムーズでした。
そして営業さんではないので、契約を急がせることもありません。
エコすまい補助金取得のために、着工の時期をアドバイスいただくことはありましたが、基本的に納得するまでとことん付き合ってくださいました。
これが一番の決め手でした。
打ち合わせ中にチラッと見せていただいた月毎のスケジュール。
※こちらは撮影NGでしたのでイメージ図でご了承ください。
5秒くらいしか見えなかったので項目や内容は適当です。
メーカー的にはたくさん建てれば建てるほど売上が上がる。
しかしたくさん建ててしまうとお願いできる職人さんが足りなくなり、手が空いている職人さんに依頼することになります。手が空いているということは何かしら問題があったり、無理に請けたりして質が落ちる可能性もあります。
忙しい(仕事がある)人は、やはりそれなりの技術力の高さやコミュニケーション能力があり、空いている人は何かしら問題があったりする。後者に依頼すると、質が落ちたりします。
私も職業柄そのあたりは痛感しているので、「質を担保するために上限数を決めている」というのはものすごく信頼につながりました。
そんな感じで、すっかりアーキハウスさんで建てるイメージしか湧かなくなった私は契約に至ったのでした。
マンスリードリンクという月毎に限定ドリンクが出るのですが、これもまた打ち合わせの楽しみだったり。
スタッフさんが毎月考案されているらしく、ほのぼのしました。
保育士さんがプロすぎて、娘たちは「保育士さんがいるなら打ち合わせついていく!」とすっかり懐いていました。
クロスを吟味したり
床材を吟味したり
リクシルショールームではお風呂のミニチュアで遊んだり
え!そんなことまで決めないといけないの?
ということも多々ありましたし、理想と予算を天秤にかけ、取捨選択の連続で疲弊することもありました。
そんな時に宮本さんの「楽しくなってきましたね!」などのお声掛けで「家づくりって楽しいものだよな…マインドをシフトしよう!」と思えたり。
いつも笑顔のスタッフさんたちに癒されたり。
なんとか私たちの家が形になって行ったのでした。
(1話でまとめてるけどめちゃくちゃ回数重ねてるよ!)
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次回 「いよいよ着工!」
更新をお楽しみに!