辿り着いた塗り壁材
設計士・現場監督ブログ 2025.04.18
エッホ、エッホ、エッホ、エッホ、
お家の外壁は大事 って伝えなきゃ!
エッホ、エッホ、エッホ、エッホ、、、、、、
はい、こんにちは。
ブログでは大変お久しぶりの 設計士・碇です。
お家づくりで間取りや予算はとても重要ですが、
それと同じくらい重要なポイントが外観デザインと、その素材選びです。
出かける時にお洒落したいな、と思うように、
せっかく皆に見てもらう外観はカッコよくしたい!ですよね。
カッコいいお家をワンランク引き上げる外壁の素材はたくさんありますが、
今日は、昨今おすすめしている塗り壁材“Sto(シュトー)”についてお話したいと思います。
塗り壁はその独特な風合いやカラーバリエーションの豊富さから、憧れを抱く方も多い素材です。
ただ一方でメンテナンス、耐久性やコストから採用を迷う方も少なくありません。
塗り壁材Sto(シュトー)は日本ではまだまだ聞きなれない素材ですが、
実は世界シェアNo1の塗り壁材、世界でStoを知らない人はいないくらいグローバルな塗り壁材です。(少し言いすぎでしょうか、、、)
私たちがお勧めしたいStoのポイントは以下の3点です☟
その①.塗り壁最大の悩みであるクラックが入りにくい
下地材兼断熱材であるEPS(ビーズ法ポリスチレンフォーム)に直接塗っていく施工方法の為、外壁にかかる負担(重量)を軽減させ、且つ専用のメッシュが乾燥などの引っ張りの力にもしっかり対応します。よって塗り仕上げには必ずついてくる“ひび割れ”の発生リスクを大幅に軽減するのです。これこそアーキハウスがStoに出会ったきっかけです。
その②.超!撥水効果で汚れにくい
Stoが大事にしているのは生物学で、生物から色んな事を学んで取り入れられています。Stoの塗り壁はハスの葉のロータス効果(超撥水効果)を構造として取り入れた、自己洗浄力を持った外壁材です。Stoを採用するようになり、塗り壁だとなかなか提案し辛かった軒ナシのデザインも提案できるようになりました。そして高圧洗浄も使えます。←ここポイントです。
その③.断熱効果が抜群に良い
これこそがSto+EPSの最大の利点とも言えます。
私自身Stoを好きになったきっかけは、まずは見た目をきれいに仕上げ、保てるという上記①②のポイントなのですが、③の性能を理解することで更にStoに魅了されました。
Stoで実現できる“湿式外断熱工法”というものがとても優れものなのです。
まず前提として、基本的に外壁の施工には乾式工法が採用されることがほとんどです。
乾式工法では外壁材と断熱材の間に通気層を設けられ、壁内で発生する水蒸気や、万が一入り込んだ雨水を排出することができるためです。
湿式工法は通気層がない為、水の逃げ道が取れない事がネックになるのですが、
Stoは簡潔に言うと“湿気が入り辛くて出やすい”いう仕組みを実現させています。
その上で
『躯体⇔EPS⇔塗り仕上げ(下塗り→中塗り→上塗り)』
と、直接それぞれの素材が接するので、熱のロスが最小限で済みます。
(熱の伝導、対流、放射の仕組みですね、、、少しマニアックな話になるので気になる方はお尋ねください。)
結論としては、Stoを採用するとEPSでの外断熱+躯体の充填断熱のWの断熱効果でとても暖かいお家が出来るのです。
(大分途中省略しました。)
そして暖かいお家は光熱費を抑えるだけでなく、住む人の健康を守り、医療費の削減にも貢献します。
塗り壁Stoはイニシャルコストはやはり決してお安くはないですが、
メンテナンス費用、光熱費や医療費を考えると、ランニングコストはぐんと落ちますし、
何よりも、お金に変えられない住み心地と家族みんなの安心して暮らせる住環境づくりに貢献するのです😊
そして、(戻りますが、) やっぱりカッコいいです😊😊😊
今日は塗り壁Stoについて少しだけお話ししましたが、もっと詳しく聞きたい!という方はぜひお近くの店舗、設計士にお声かけ下さいね。
塗り壁に限らず、お好みやこだわり、ご予算をお伺いしながら、お客様に最適な提案をしていきたいと思っておりますので、ぜひご要望やお悩みをお聞かせください。
最後に一つ宣伝を。
アーキハウスはInstagramやYouTubeなど認知活動に日々取り組んでおりますが、
私、碇もInstagramの個人アカウントに勤しんでおります。(最近更新減ってますので頑張ります!)
設計する上での考え方や施工事例など共有できればと思ってますので、ぜひぜひのぞきに来てください。
フォローもしてもらえたらとっても嬉しいです😃
それでは。