季節とうつろう平屋
熊本市
玄関土間から、リビング、ウッドデッキ、庭までのつながりを大事に設計することで、二世帯でも広々と暮らせるとともに、どこにいても家族を感じられる間取りとなっている。お施主様自ら阿蘇の山で選んだ庭の木々が、四季折々の表情を見せてくれ、冬には薪ストーブが家族団らんの中心になる。そんな季節のうつろいを五感で楽しめる、家族皆に愛される住まいが完成した。
リビングの下がり天井とウッドデッキ上の軒天は高さを揃え、同じ材料を張ることでつながり感を演出。
テーブルと窓の高さを合わせることで、食事をしながら庭が眺められるよう工夫している。
玄関ホールはなく、土間から直接リビングへとつながる。土間は現し天井にすることで、より印象的な空間に。
ご家族が並んでも広々と使える造作の洗面台。
屋久島の地杉で作ったウッドデッキは、天然木の温かさが心地よい。