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第4話 「 いよいよ着工!」

 

みなさんこんにちはエルです。

 

アーキハウスさんの門を叩いてから(道場破り?)、はや9ヶ月が経ちました。

夏が過ぎ、秋がきて、あっという間に街はクリスマスムード。末端冷え性の私の指先はいつ凍傷になってもおかしくないレベルです。

 

早く高断熱のおうちに住みたい…(圧)

 

さて、4話目の本記事では

 

・土地決済

・地鎮祭

・上棟

 

までを一気に書いていきたいと思います。

契約してからどのような流れで進むのか、ぜひ参考にしてみてください!

 

 

 

◆ 8月末 「土地決済」

 

土地決済は大きなお金が動く日です。

地主さんと私、銀行さん、不動産屋さん、司法書士さん、そして設計士宮本さん、他にも数名。

緊張感漂う厳かな雰囲気です。書類の確認や金額の確認などが…あったんだと…思います。

 

というのが、実はこの時私…別のことを考えていました。

 

「こ…これは…リアル地面師だ!!」(わくわく!)

 

ちょうどこの時期にNetflixの「地面師たち」が大ブームを巻き起こしていました。

私の脳内さん手続きに全集中して欲しいところなんですが、地面師のことでもう頭がいっぱい。

 

きっとこれから土地を買うあなたも、決済時に地面師が頭をよぎってソワソワしてしまうかもしれません。でも大丈夫です。プロの皆さんが分かりやすく誘導してくださったので何の滞りもなく数分で終わりました。

 

何よりも設計士の宮本さんが同行してくださってることがとても心強かったです。

 

なんせ鼻水垂らした園児が、はじめてのおつかいに行くレベルの大イベントでしたから。

 

だーれにもー内緒でーおでかけなのよー♪

どーこに行こうかなー♪

 

さながら宮本さんは、こそこそと後ろをついて色んなサポートをしてくださるカメラマンのようでした。

 

決済が終わり、「これで晴れてあの土地はエルさんのものです」の宮本さんの一言にとても重みを感じました。

ひとり親の私が土地を買ったんだ。何かあったときは資産として子供たちに残せる。

当初の予定よりも、とっても高額な土地になってしまったけど、資産として考えると土地にお金をかけるというのはリスクヘッジに繋がると思っています。

 

↓ 購入した約28坪のちいさな土地

 

私が家を建てる際に行ったリスクヘッジについては、最終話の記事にまとめたいと思いますので、ぜひ最後までご覧いただけると嬉しいです。

 

 

◆ 9月半ば 「地鎮祭」

 

地鎮祭とは建物の新築や土木工事の着工前に、土地を守る神様を祀り、工事の安全や建物の安全、家族の繁栄などを祈願する儀式です。

 

どちらの神社にお願いするか尋ねられましたが、どこがいいか何も分からないのでアドバイスをいただいたところ、「加藤神社」さんが建築の神様とのことでしたので、そのままお願いしました。

 

地鎮祭の1週間前には「アネシスインフォメーション」よりこのようなメールが届きます。

 

「熨斗って何て書くんだっけ?」と行事ごとがあるたびに調べるのですが、画像付きで分かりやすく送られてくるので配慮が行き届いてるなと感じました。

 

見習いたい…この心配り!

 

 

当日はそれはそれはとても立派に設営されていて驚きました。

 

 

ここまでしてくれるんだ…

 

物価高騰の時代に、こんな立派なお野菜や果物に鯛…久しぶりにお目にかかりました笑

これらはすべて神事の後に持って帰って良いそうで子供たちも大喜び。

 

 

一方宮本さんはペタペタと…

 

 

砂山を作って遊んでいました。(違)

 

 

この山をクワで崩すのですが、なんともシュールで気恥ずかしかったです笑

 

 

四方に御神酒を撒いたり、言葉では言い表せないのですが、地鎮祭って良いなぁと感じました。

心がとっても晴れやかな気持ちになったのを覚えています。

 

加藤神社さん、アーキハウスさん、現場監督さん、御参列いただいた皆さん、立派な地鎮祭をありがとうございました。

 

 

 

 

◆ 11月頭 「上棟」

 

地鎮祭から少しずつ現場が動き出し、しっかりとした基礎が完成しました。

 

「基礎は小さく見える」というのをよくお聞きしていたのですが、実際見てみると…

 

 

小さいけど感動!

 

 

これに尽きました。

 

「ここが私の部屋だな!」

「ここはトイレだ!」

と、見てるだけで楽しかったです。

 

なんなら基礎を何度も見に行きました。(変わってないのに)

 

サイズ感でいうと、「土地」が一番小さく感じ、「基礎」が出来ると更地の時より広く感じました。

ここから立体になるにつれ、どんどん大きく感じるらしいのでワクワクが大渋滞です!

そしていよいよ上棟の日。

 

十数名の大工さんたちが、たった一日で屋根まで一気に組み上げていきます。

 

 

神業すぎません…?

 

 

朝8時から開始とのことで、いそいそ現場へ向かうと…もうすでに柱が立っていました。

 

 

皆さん朝早くからありがとうございます…涙

 

この日も私は仕事だったのですが、気になってそわそわ…

2時間置きに自転車を走らせました。 (ヒマなのか)

 

 

狭小地で通り沿いの為、警備員さん2名体制での交通整理。

住宅地でのクレーンの巧みな操縦に一人拍手喝采。

 

写真をご覧いただけるとお分かりの通り電線もあるんですよ。

電線を交わし、木材の揺れも計算に入れ…てるかは分かりませんが、とっても素晴らしい操縦でした。

 

木材を受け取る大工さんたち、そのプロの連携プレーに惚れ惚れ…

どんどん組み上がっていくおうち。すごい…

プロのお仕事って見てて気持ちがいいですよね。

 

時間が許すことなら…

 

 

正面にイスを置いてずっと眺めていたかったです。(だいぶ迷惑)

 

 

お昼の休憩時間には「四方清め」を行いました。

米・いりこ・塩を混ぜたものを現場監督さんが四方に置き、私がその上から御神酒を撒くというもの。

 

 

家づくりってとっても神事を大切にしてるのだなぁと感じました。

(ちなみにいりこたちは、後で綺麗にお掃除をしてくれるそうです)

 

家の中心になる柱にお願い事を書いたりも。

 

 

こういった写真も、お願いしていないのに撮っててくれたりと気配りがすごいのです。

 

そして私たち施主は、ずっと現場に張り付いているわけじゃないので、今どこまで進んでいるのか、きちんと施工してくれているのか…不安になると思います。

 

しかし。

 

なんとアーキハウスさんは、地鎮祭のあとにLINEグループを作ってくださいます。

 

・アーキハウスの設計士さん

・アーキハウスのスタッフさん2名

・現場監督さん×2名

・施主

 

という感じのグループで、段階ごとにアルバムに写真を入れてくださいます。

 

 

 

安心感すごい。

 

そしてたくさんの写真嬉しい!

 

 

上棟が完了したのは19時を過ぎていました。外はもう真っ暗。

きっと作業しやすい広い土地だったら、もっと早く終わってたんだろうなぁと申し訳ない気持ちと、遅くまでしっかり屋根の処理までしてくださってありがとう!と感謝の気持ちでいっぱいでした。

 

上棟って本当にたくさんの方達で一斉に作り上げられて、どんどん大きくなる我が家を見ていると込み上げてくるものがありました。

 

こんなおうちに住めるのだから、幸せになる予感しかないです。

 

本記事の最後に、一番感動した写真を載せておきます。

これは絶対に施主が見れない景色なので、いただいた時とっても嬉しかったです。

 

 

祝・上棟!

 

 

 

—–

 

次回最終話 「シングルマザー 狭小地に家を建てた」

 

次回は引っ越しが落ち着いてからの更新となります。

2月の更新をお楽しみに!

 

 

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