この子にきめたー。
設計士・現場監督ブログ 2021.05.30
こんにちは、梅雨入りが思っていたより早く
春のお庭を満喫し損ねた むたぐちです。
新緑にお花、おいしい実と楽しませてくれたお庭の木々ですが、
梅雨明けからは木陰という大事な役割にシフトしていきます。
ですが、もじゃもじゃと葉や枝が重なってしまっている部分は少し整えて風通しを良くしてあげると
さっぱりしていい感じになります。
僕はけっこうバッサリ剪定をしたつもりですが、
奥さんには「どこ切ったの?」
と不思議がられます。
もっと木を見てよ!
と、いうと。
もっと家の中の片付け手伝ってよ!と、なるので
・・・ここはグッとこらえて。
イイ感じになったんよ~。で終わりましょう。
さて、剪定というとどうしても切った枝や葉が出てきます。
以前はまとめて捨てていたのですが、山にいくと落ち葉や土のふかふか具合や
雑草の少なさに気が付いてしまいました。
そんな気づきから木々の根元に落ち葉を集めるようになりました。
里山っぽい雰囲気になって僕は好きですがもう少し見栄えを良くする案を考え中です。
そんなことを考えていると
木々の根っこのこと、土のこと、水の流れをより知りたくなってしまって
本がほしくなりました。
その話をうっかりしてしまったため
なに目指してんの?と、またみんなに笑われてしまいました。
ほんと、何目指しているのでしょう?
自分が不思議です。
そんなお庭の木々と日々会話をしているのですが、
また行ってきました。
お客様と阿蘇の山
雨の中のため足元は長靴が必需品です。
おんなじ樹種の木はたくさんありますが、
同じ木はありません。
人とおんなじです。
植える場所でおすすめの樹形も変わってきます。
最初は見慣れないもののため、わからないなぁ~となりますが、
見てまわると、ビビっと気になる子が出てくるのです。
木の形、枝ぶり、葉、花、実などお話していくと
もう止まりません!
仕事なのか趣味なのか・・・。
F様、次回は現地でよろしくお願いします!
お庭に植え込む木々は家で過ごす時間を一緒に過ごす
「家族」
みたいなものだと僕は思っています。
好き嫌いは人それぞれで良いと思います。
でも、お庭の木々はせっかく一緒にいる時間がながい子になりますので、
愛着をもって家と一緒にいい味がでてくる木々のあるお庭作りっていいなぁ~と思ってます。
その第一歩に、
「木を選ぶ。」
という機会がお役に立てるとうれしいです。