間取りのポイント ~動線編~
設計士・現場監督ブログ 2022.10.23
こんにちは!
久しぶりの更新になります、設計士の宮原です。
ありきたりな内容になるかもしれませんが、
タイトルにもあるように間取りのポイントとなる「動線」についてお話したいと思います。
「動線」とは、
建物の中を人が動く時に通る経路を、線で表したものになります。
今回は、その「動線」の重要性をより分かりやすくするため、図にしてみました !
↑ このような間取りでは、帰ってきた荷物をついついリビング放置してしませんか?
片付ける手間も増え、リビングが散らかる原因にもなります。
↑ 一方、こちらの間取りでは…
玄関からシューズインクロークでお子様の部活用具などを収納→脱衣室で汚れた物を洗濯機に、
とリビングに行くまでの動線に中に収納・片付ける空間が繋がっています。
リビングが散らかることもなくなりますし、汚れた物を室内に持ち込むことがなくなるので、掃除の手間も省けます!
↑ 次は、洗濯の家事動線。
このような間取りでは、ランドリールームで干した洗濯物を廊下やLDKを経由してクローゼットに収納することになります。
LDKに来客がいるときに、洗濯物を片付けようとすると、生活感が丸見えになってしまいます。
↑ 一方、こちらの間取りでは…
ランドリールームで干した洗濯物を→そのままウォークインクローゼットに収納でき、移動距離が最短になります!
また、寝室→ウォークインクローゼット→ランドリールーム(洗面コーナー)へ
と繋がっているので、朝の身支度もスムーズに行うことが出来ます。
それぞれの間取りの動線を比べてみると、「家事の労力や時間のゆとり」が生まれることが分かります。
この余ったゆとりは、家族団らんの時間や趣味の時間など、より生活を充実させてくれるはずです。
家は毎日生活する空間となるので、この間取りの差は月日が経つにつれて、生活の質に大きく影響します!
一度、ご自身のご家庭の場合でも、
どのような生活動線になっているかイメージしてみてください!
スムーズで快適な動線、あちこちと部屋を移動しなければならない不便な動線…。
この部屋とあの部屋が近くにあったら…。
この壁にドアがあって通り抜けられたら…。
様々な思いが生まれるかと思います。
これらの間取りを考える「設計士」と
直接お話しできることがアーキハウスの強みです!
アーキハウスでは無料相談会でお客様からのご要望をヒアリングし、間取りのご提案もさせて頂いております。
また、担当の設計士だけでなく、アーキハウスの設計士同士でアイデアを出し合い、
より良い間取りになるようプランを練って、ご提案しております。
ぜひ、ご気軽にアーキハウスにお越しください!