その土地、遺跡が埋まってるかも!?
設計士・現場監督ブログ 2021.10.21
こん〇〇は!
設計の三原です!
今日は建物建てるにはまず必要な土地についてのお話です!
今、人口の密集している街やその周辺の町、更にその近郊エリアは突然、人が住み始めたのではなくて
古くは食べ物が沢山、取れるや田畑の収穫量が多い、また熊本城がある様に外敵から身を守り易いなど
そこに人が集まり住む理由があって今の街が出来上がっています。
という事はもちろん、古くから人が住んでいるので土の中には遺跡、遺構がたくさん埋まっている場所が
あります。
そのエリアは埋蔵文化財包蔵地と名付けられていて
そのエリア内で住宅などを建てる際には基礎工事で土を掘り返す前に役所の方の試掘調査が必要になります。
もしこの試掘で貴重なものが出てくると。。。。歴史的な発見とはなりますがお家を建てようとする時には
少々、大変になります。。。
前置きが長くなりましたがその試掘の立会を先日、行ってきましたのでその内容のお届けになります!
この試掘では小型の重機で2ヶ所、穴を掘って確認していきます。。。
このように深さを2メートル弱まで掘り進んで掘り返した土の中に希少なものがないか地道に確認をしていきます。。。
そしてこのように堀った穴の壁には地層が何層にも分かれてるのが見てとれます。。
役所の方が言われるには真ん中の黒くなっている所は昔の水田と水田の間にあった水路かも?という様な事を
おっしゃっていました汗
さらに今回の試掘では土器の破片が。。。
役所の方、曰く中世辺りのすり鉢の破片かな??との事で私は少し興奮しましたが
この位の物は割と出てくるそうで調査員の人は平常運転でした!笑
結果はこの後の会議で結論が出るそう。。。
今回はいつもと違う内容のお話でした!
需要の無い話ですが今回は以上になります!