かっこいい家について真面目に考える。
設計士・現場監督ブログ 2023.03.23
どうも、設計の丸山です。
花粉なんて無くなればいいのに。
春になりましたね。
今年の目標は髪を伸ばすことと心で掲げておりましたが、最近はスギ花粉のついた髪の毛が目に刺さり、もう切ろうかなって思ってます。
花粉なんて無くなればいいのに。
皆さんは花粉症とどう向き合っていますか?
私は花粉なんて無くなればいいのにって思っています。
私の姉も花粉症なのですが、どうやら注射で花粉アレルギーとおさらばできるみたいで、去年から注射を打っています。
3,4年打てば一生花粉に悩まないみたいですよ。きっと姉も花粉なんて無くなればいいのにって思っています。
私は目薬で耐えていますが、来年打とうかなと思っています。
花粉なんて無くなればいいのに。と思っていましたが、いや今でも思っていますが、こいつのおかげで木が生えて、私たちは家を建てることができるのですね。
皮肉なものです、我々は花粉に生かさせれていたのでした。
でも、もっとこう、できるだけ目に優しい繁栄はできなかったのでしょうか?
木の実みたいに、頑張っておいしくなって鳥にでも食べられて運んでもらえばいいのに。
そしてこいつが去ったら次はブタクサですよ。なんで時期を合わせてくれないんですか。
花粉ゆるさない。
まあ花粉に関してはこれくらいにしといて、八代店はほのぼの頑張っております。
最近はかっこいい家づくりについて考える機会がありまして、かっこいいとはどんな家なのかを考えてみました。
箱っぽい家、窓のない外観など最近はやっていますね。
あとはコの字の間取りなど。
もちろんかっこいいです。
ただ、本質はそこではないのではなかろうか?と思うわけです。
色々考えた結果、形態は機能に従う。ということでまとまりました。
まあ、だいぶ前にブログでこの内容については触れましたが、やはりこれにたどり着いたというわけです。
私には尊敬する設計士がいますが、その設計士が好きな言葉がこの言葉でした。
意味を持って作ったものはかっこよく見える。というのはその通りだと思います。
家についても同じです。私は日ごろから設計をしていますが、皆さんはきっと一生に一度の家づくり。
あれをしたいこれをしたいときっと沢山のことがあると思います。
しかし、もし家づくりをされるのであれば、本当に必要なのだろうか?と考えてほしいわけです。
コの字の間取り、かっこいいです。けどこれは住宅街や視線の気になる大通りに面している場合に有効な手段です。
南の見晴らしがいいのなら思いっきり南に開くほうが絶対に気持ちいです。
SIC,WIC,パントリー、もちろん大容量がいいです。回遊同線も便利です。
でも、本当に自分たちのライフスタイルに必要なものなのかを一度考えてほしいのです。
入れたいものを全て入れた家より、自分たちにとって必要なものをしっかりと入れた家のほうがかっこいいと私は思うのです。
だって考えてください。世に溢れている人気なものを盛り込んだ家は、世の中の誰にでも使いやすい家です。でもそこに住むのは皆さん自身なんです。
皆さんにとって一番使いやすい家を建てるべきではありませんか?
他の人には使いづらくても皆さんにとって一番使いやすい間取りや空間であればそれでいいんです。
少しづつ話が脱線していっている気がしますが、つまるところ、皆さんと私たちが一緒に真剣に悩んだ家というのは、流行りのものや人気なものがなかろうが、絶対に一番かっこいいんです。
皆さんのライフスタイルを形にしたのだから。すべてに意味のある家になったのだから。
真面目な話で長くなりましたが、つまるところ、私が強く訴えたいのは、花粉は絶対にゆるさない。ってことです。
それでは。