「家は、魔法瓶であれ。」~C値「0.?」を叩き出した現場~
設計士ブログ 2025.11.07
みなさん お世話になってます
熊本北スタジオから 小早川 です! (好きな芸人のつかみはやめられません笑)
先週はハロウィンでしたね👻
みなさんどんなハロウィンを過ごされましたでしょうか?
先週のブログちゃんと読まれましたか?(魔法つながりのタイトル・・・笑)
読まないと山内さんからイタズラされちゃうので読みました🎃
ちゃんと読んだことが伝わったのかイタズラされてません、よかった🤣
オーナー様からもかわいいお写真が送られてきました!
コモノツカイの家
コモノツカイさんからの一言

楽しく季節やイベントを楽しんでもらえて、うれしい限りです♪
さて、
タイトルにある 「家は魔法瓶であれ。」について
みなさん、「C値(シーち)」という言葉を聞いたことがありますか?
ざっくりいうと、これは「家全体にどれくらいの隙間があるか」を示す数値です
C値が「大きい」= 隙間だらけの家
C値が「小さい」= 気密性の高い、隙間の少ない家
ということになります
なぜC値が小さいと良いのか?
→「魔法瓶」をイメージしてみてください!
魔法瓶には、隙間はありませんし、きっちり密閉されているからこそ
中の飲み物を温かいまま、冷たいままキープできますよね!
家も同じです
隙間だらけのお家(C値が大きい)だと、せっかく冷暖房で快適にした空気が、どんどん外に漏れてしまいます。
これでは冷暖房がいくら頑張っても効かず、光熱費ばかりかかってしまいます。
みなさん何をこだわりたいか、お家ごとに本当にさまざまですが
今回性能重視(ほかにも仕掛け盛りだくさんのお家なので性能だけではないのですが)で考えた
Yさま邸で気密測定検査を行いました
でも、「隙間」って、どうやって測るんでしょう?
すき間みつけて計測する?
いえいえ。
そこで登場するのが、こちらのお方。

な、なんじゃこりゃあ・・・!と言いたくなるラッパのような機械。
これが「気密測定器」です。
このラッパのような機械は、家の隙間を測る「巨大な換気扇」だと思ってください。
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ラッパ部分から家の中の空気を、外にぜんぶ吸い出します。
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家のどこかに「隙間」があれば、そこから外の空気が入ってきますよね?
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この機械は、その「隙間から入ってきた空気の量」を精密に測っているのです!
入ってくる空気が少なければ少ないほど、
「隙間がなく、高性能な家」という、動かぬ証拠(C値)になるわけです
このように、C値測定は「家一棟まるごと」の性能を、機械を使って丸裸にする
ごまかしの効かない検査なんです。
「隙間」って、具体的にどれくらい?
C値は、家の床面積1㎡あたりに何㎠の隙間があるかで表されます。
例えば、C値「1.0」の家なら、家全体の隙間を集めると「はがき約1枚分」と言われています。
C値「0.5」なら、その半分の「はがき半分」。
さて、今回のお宅の結果は…
0.3✨
思わず笑みがこぼれました・・・(*^_^*) 正直ドキドキしてましたから・・・🤣
これは名刺サイズくらいの隙間しかないということです!
家一軒まるごとで、隙間はたったそれだけ。
性能重視で建てたいとおっしゃられたYさま。
では、こういう断熱材や窓を使いましょう。といった感じで
数や種類等も大事な要素になってくるのでお打合せでも一生懸命考えてつくりました。
この「0.3」という数値は、設計の力だけでなく、
現場の職人さんたちが1ミリ単位で隙間と戦ってくれた「技術の結晶」です
Yさまにも安心していただけて、よかったです☻
今後も完成までいろんな職人さん方の手により完成するYさま邸
いろんな仕掛けの仕上がりがとってもたのしみなのです♪
そんなYさまとも最初は無料相談会からお家づくりスタートしました!
アーキハウスでは、ほぼ毎日無料相談会実施中です!
いろんなこだわりたい重視ポイント、一緒にとことんこだわりましょう👂✨
ご予約はこちらからできますので、お気軽にいらしてくださいね!
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アーキハウス 熊本北スタジオ 小早川(こばやかわ)

