みなさま、こんにちは。


アーキハウス　八代店設計の濱田です。


順調に続いている「八代店ブログ」
みなさまの「ちょっとした空き時間に」覗いてもらい、
アーキハウスのこと、スタッフの日常を知ってもらえるといいな。と思います。


先日、我らが「丸山さん」のブログで少し褒められた濱田。


なんだか、この年齢になると褒められる事ってすごくうれしいですね。(笑)
話し方や伝え方…振り返るとちょっと不安になりますが、良いところは存分に伸ばしていきたいです。


私も日頃から、この方はこんないいところあるな～、こんなところ真似したいな。
と、心がけていきたいです。


設計士。思っている以上に沢山の方とのご縁があります。
もっともっとこのご縁を大切に、良いところは吸収していきたいものです。



あともう一つ。
「アーキハウスのかっこいい家」について、丸山さんたちを筆頭にあらためて考えています。


アーキハウスの設計士は本当に趣味も、好きなジャンルも十人十色です。
「かっこいい家」のなかにも、設計士ごとに提案の伝え方や見せ方が少しだけ違う部分があるかもしれません。


でもそれは、お客様と直接お話して
「こんなのあったら嬉しいよな…喜んでくれるかな？」
とそれぞれの設計士全員が自信を持ってご提案しています。


私は、そんなお家作りが幸せだな。
と思います。


ご提案させていただく中で、「実はここ…こんな使い方・見え方します！」とわくわく話をしていたら
「あれ…ブログで話ししていたこと…このことかな？」
と聞いていただけると、とても嬉しいです。(笑)


そんな、かっこいいについてですが、私は以前から大きな建築物もすごくかっこよく見えます。


高校は土木学科を学んでいたこともあり、その頃から


「建築・建設の壮大さ」
「その人たちが出会わなければ生まれなかったアイデア」
「そして一度建てるとずっと残るもの」


どれをとっても、「すごいな…」と少年の気持ちに戻れます。


釣りが好きな方は見られた事があるかもしれないです、





「牛深ハイヤ大橋」


カタカナの「ノ」の字を書くように、約１キロの橋です。
歩行者用道路・車道含めて１６ｍ程度あるとの事。
そんな大きな橋にみえないデザイン。そして、横には魚の鱗のような柄も美しいです。
年末年始は虹色にライトアップされ、とても奇麗なのでおすすめです。


こんなカッコいい橋ですが、土木デザインの専門家の方は


「橋を作らなくとも、陸続きで移動ができていた。
　現地の美しい島と海の景観を壊してまで橋を作る必然性は今一つ実感できない。
　このような場所には何も作らないのが最高のデザインであろうなどと考える」


との声も。
なるほど…そんな考え方もできる。あらためて考えると必要なものなのか？
一度立ち止まってみると、今が最高のデザイン。
さすがの一言です。(笑)


ただ、なかにはずっと残れない建築物もあります。





「太宰府天満宮　仮殿」

以下、太宰府天満宮HPより抜粋。
https://www.dazaifutenmangu.or.jp/archives/1004

令和9年（2027）に、道真公が薨去（こうきょ）なされてから1,125年という大きな節目を迎えます。この節目となる式年大祭を前に、令和5年5月より約3年をかけ、124年ぶりに重要文化財「御本殿」の大改修を行います。

約3年間を要する大改修にあたり、改修期間は御本殿前に「仮殿」を建設し、ご参拝の皆様をお迎えしております。
3年間しか表出しない仮殿だからこそ、天神さまにもご参拝の皆様にも喜んでいただける場所にとの思いで、仮殿のデザイン・設計は、国内外で活躍する建築家であり、大阪・関西万博の会場デザインプロデューサーも務める藤本壮介氏率いる藤本壮介建築設計事務所に依頼いたしました。
道真公を慕う梅の木が一夜のうちに大宰府まで飛んできた飛梅伝説から着想を得て、鎮守の杜の豊かな自然が御本殿前に飛翔し、仮殿としての佇まいをつくり上げることがコンセプトとなっております。
周囲の景観とも調和した、伝統を引き継ぎながら未来へと繋がる仮殿デザインとなりました。

なんだか、難しい…ですが
「３年しか表出しないからこそ」
「天神さまにもみなさまにも喜んでいただける」
大切にしているポイントを考えると、やっぱり「ものづくり」は良いなと思います。


「だからこそ…」とか、「…いただける」
言葉ではなく、ものを通して沢山の方に伝えたいことを伝える。読みとっていただく。

普段とは違う、太宰府天満宮。
あらためて、自分の目で直接みれてよかったなと思います。


みなさまも、福岡に行かれた際などは是非見られてみてください。


スケールは違いますが、私たちも同じデザインを作る人。
出会ってよかった、アーキハウスにお願いしてよかったね。と思っていただけるように
設計士みんなで考える「かっこいい家」を楽しみにされてください。


お出かけ日和になってきたので、
もっともっとデザインを直接見て学んできます。
では、また！

設計　濱田