子供の頃に実家の建替えを目の当たりにしているせいか、家はもちろん、街並みや建物の中の雰囲気、雑貨やインテリア、幅広く建築という分野に自然と魅力を感じていました。様々な建物の中でも一生のうちで一番長い時間を過ごす住宅の設計をしたいと思いました。
大学で建築を学んだ後、福岡県のハウスメーカーに入社しました。そこでは設計を担当していましたが、ファーストコンタクトが営業であるがゆえに設計が打合せに参加し進めていくにつれてお客様の要望と、当初設定していた金額が合わなくなったり、標準仕様という縛りの中で設計をしていかないと大きく金額が上がったりすることでお客様のご要望を十分に叶えられないことが多くありました。
そこで、お客様が家づくりにおいて何を本当に大切にされているのか、最初から私たち設計士が一緒になって考え、最後までお客様に寄り添い続けられるアーキハウスで家づくりに携わりたいと思い、現在設計をしています。
同じ人、同じ家族が存在しないように、その人、その家族に合った家を考えること、お客様の思いをくみ取ってプラスαの提案をしていくことが設計士である私にできることだと思います。これから出会う方々と家の事だけでなく暮らしの事、好きな事など、全ての思いを出し合いながら一緒に家づくりをしていくことがとても楽しみです。