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ながく使えるもの。

設計士・現場監督ブログ 2022.05.22

こんにちは、なんでも長く使えるもの、道具に目がない むたぐちです。

家もそうなのですが、あきがこないデザイン。すっきりしたもの。メンテナンスができるもの。

そういう手をいれると長く使えるものを見つけるとうれしくなってしまいます!

 

そんな、いつかは・・・と思っているものの一つ

「ニーチェア」

デザイナーの新居 猛さんが1970年に作ったロングセラーの椅子です。

カレーライスのようなイスを作ろうとという、なんともいえない考え方の切り口で

感銘をうけた家具の一つです。

 

なにより、デザインがきれい。

 

座り心地もいい。

 

使っているものは

帆布、木、ステンレスのフレーム、ネジ

壊れても修理ができるシンプルな物

 

大学生の時に出会って

いつかは、いつかは、と思っていましたがなかなか踏ん切りがつかずに年月が流れていました。

 

そんな時に、

ふとしたきっかけでかなり傷んでしまったニーチェアと出会いました。

野外で使われていたこともありぱっと見た感じは

粗大ごみに見えてしまうかもしれませんが、僕には輝いて見えました。

 

まだまだ、いけるよ!

と、言っているような気がして引き取らせて頂きました。

 

とは言え、ボロボロになっています。

もって帰って奥さんから 

「何それ?」

「外に置くの?」

 

直して使うから、前から欲しいって言ってたニーチェアだよ。

 

「ふーん、良かったね。でも、直るの?」

 

直すの!

 

と、いう会話のあとのお休みに

まずは分解

木の手摺はウレタンの塗膜がボロボロになり木自体にも多少の割れがでています。

ステンレスのフレームは全体にうき錆がでて接合部も錆で固くなっています。

 

でも、木なんです。

磨けば綺麗になるのです。

DIY道具のサンダーで全体をサンディングして、

くるみ油でオイルフィニッシュに変更。

塗装としてはウレタンの方が強度、シミ対策など優れていることは分かっているのですが

本物の木の手触りの方がぼくは好きです。

 

ステンレスも同じです。

メッキではないので磨けば綺麗になるんです。

2000番の耐水ペーパーで水をほんの少し浸しながら少しづつ磨いて仕上げました。

最初のボロボロの写真をとっていなかったのですが。

帆布もきれいに洗い、カビ抜きをして最初の写真の状態になりました。

綺麗になると我が家の怪獣たちが取り合いを始めました。

丸一日がかりでしたが、好きなものを直して使うレストア作業はとても好きです。

 

家もそんな風にかわいがってもらえるお家になるように一生懸命考えていこうと思います。

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