似ているようで違う
設計士・現場監督ブログ 2022.02.22
こんにちは!設計士の宮原です。
家づくりの打ち合わせ中での壁紙や床材選び。
カタログにはたくさんの色や柄があり、悩まれる方がほとんどだと思います。
カタログで見たときと大きなサンプルで見たときで、色味や印象が変わる場合もあります。
質感、肌触りなどイメージとの違いがないか、実際に見て触れてご検討されるのが一番です!
こちらはフロアタイルといってキッチンや脱衣室などの水廻りでよく使われる床の仕上げ材です。
耐久性と耐水性があり、手入れもしやすいのが特徴。
一見、柄も色味も全く同じ商品に見えますが、この2つは品番が異なる商品です。
どこに違いがあるのかと言うと、断面を見るとわかります。
1つは真っ直ぐに切られているのに対して、もう1つは角を削って面取りされてます。
たったそれだけの違い?と思いますが、並べてみると違いが明確。
こちらは面取りされていないフロアタイルを並べて置いた写真で、
継ぎ目が目立たず一体感のある見た目に対して、
こちらは面取りされたフロアタイルを並べた写真で、
継ぎ目(目地)がはっきり見えるようになり、
本物のタイルのような、キリッと引き締まった空間を演出します。
些細なことかもしれませんが、
カタログだけではわからないことが多々あります。
カットサンプルなどを活用し、実際に見て触れて感じることで、
後悔のない素敵な家づくりを一緒にしていければ良いなぁと思います!