形態は機能に従う。
設計士・現場監督ブログ 2022.02.15
どうも。
映画「大脱走」のマックイーンに憧れてボンネビルが欲しい丸山です。
バイクが好きなのですが、特に好きなのがボバースタイル。武骨でかっこいいんです。
ダートトラックレースの流行っていた昔に…と説明するとあれなので、ざっくりいうとバイクの軽量化。
装備を極力そぎ落としたスタイルのバイクなのですが、この極力そぎ落とす。というのがすごくかっこよくて。。。
そういえば、フェラーリがなぜあんなに美しいのかというと、速さを追求した結果。と聞いたことがあります。
スポーツカーやスーパーカーには疎い私ですが、この話を聞いた時にフェラーリかっこいい!!ってなっちゃいました。
形態は機能に従う。という言葉がありますが、私もかっこいいものというのは然るべき理由があってかっこいい。と思っています。
かっこよくするためにかっこよくするのではなく、前述したように速さを追求していった結果、かっこよくなる。
軽量化を目指した結果、かっこよくなる。
というように、マシンの性能や機能を追求していった結果にかっこよさが自然とついてきたのです。
これぞ本当のカッコよさではないでしょうか。
大丈夫でしょうか?今このブログを読んでくださっている皆様にも共感頂いているのでしょうか………?笑
続けます笑
住宅に関しても同じです。
カッコよくするためにデザインされたものより、住みやすさや心地よさを追求したデザインというのはかっこいいんです。
しっかりと日射を遮るために設けられた軒や、視線をカットするために作られた壁。視線の抜け感や広さを感じれるように配置された窓。揺れに強く設計された間取りや構造。意味をもってデザインする事が大事なんです。
実際に家を建てた後にふと外から見る外観も、ここの窓は中からだとこういう景色が見えるように配置したんだったな。とか、ここの壁がある事でしっかりと中が見えないようになってるんだな。など、それは住んでる自分たちにしか分からないけれど、そういう建物は誰が見ても自然とかっこいいね。って思ってもらえます。
つまり何が言いたいかといいますと、私なりの解釈ですが、アーキハウスのちょっとかっこいい家づくりというのはそういう意味を持っているということです。
今日はすこし真面目にデザインについてお話をしてみました。笑
八代店 丸山