メリハリ
設計士・現場監督ブログ 2021.11.27
こんにちは。
平成店の設計の丸山です。
今日は私が設計をする際に気にしている部分の1つについてお話をしようと思います。
特に感動する話でもないですし、驚きもないです。
空間を作るときに私が気にしているのはメリハリになります。
例えば窓とか壁とか吹抜けとか。
勝手にこっそり気を付けているのは窓を設けた際に残った壁の形。吹抜けを設けた際の残った天井の形。
窓の位置や吹抜けの位置はもちろん大事ですので気を付けて設計をしますが、それと同じくらい大事なのが残った壁や天井の形。
この形が歪になってしまうとどうもすっきり見えないです。
出来るだけ残った部分が四角形になるように計画をしています。
そして連続で窓を設置する場合はにできてしまう壁に少し工夫を。
このように間のみを素材や色を変えてあげるだけでも”壁”ではなく”柱”の様に見えます。
掃き出し窓の場合は窓を床から天井まで伸ばしてあげる事もすっきり見える要素です。
また、この写真の窓の枠は白色ですが、もし黒色の枠を選んだのであれば真ん中の壁を黒くしてあげる事で窓と、間の壁に一体感が生まれます。
そしてこちらは床まで窓がとどいていない場合。
そのままだと残った壁の形はL字になりますが、間にカウンターを入れてあげる事で二つの四角に分けてあげる事が出来ます。
他にも色々すっきり見える工夫はあります。
お打合せ中あえてお伝えはしませんが、住んでみて図面では味わえない、なんかすっきり感じるな。を体感して頂ければと思います。
図面の中にすっきりみえる工夫をこっそり忍ばせています。
今日は最後まで大人な丸山でした。ふっ