夏の休日は
設計士・現場監督ブログ 2021.07.24
こんにちは!設計のくまもとです。
いよいよ本格的な暑さになってきましたね。
平成店の駐車場に植えてあるカツラの木も青々としていてとても元気そうです。
最近はカツラの木にいるセミたちも活発に動き出しているようで、
朝から大音量の鳴き声が店舗の中まで聞こえてきます。
夏ですね!
夏休みが始まり、テンションMAXなうちの娘たちからも
「どこか連れて行ってー」と声がかかります。
キャンプが好きなのに暑いのが苦手な私は、夏場はもっぱらインドア派。
家族サービスはしたいけど、暑い所は避けたい。
室内で楽しめる所ないかなーと思っていた所、
みつけました!
空調の効いた室内で子供も楽しめそうな場所。
…というわけで行ってきました!
『テオ・ヤンセン展』
「現代のレオナルド・ダ・ヴィンチ」 とも称される、
オランダの物理学者にしてアーティストのテオ・ヤンセンの展覧会です。
熊本市内の現代美術館で開催されています。
テオ・ヤンセンという名前は聞いたことがなくても
この作品をテレビで見たことがある人もいるのではないでしょうか?
ストランドビースト=(砂浜の生命体)と名付けられた
プラスチックチューブやペットボトル、結束バンドなど、
身近な素材を組み合わせて作られた生命体のような作品です。
ストランドビーストは作者亡き後も自立して砂浜で生き延びることを目指しつくられ、
これらは風を受けて自分で動くように設計されています。
とても単純な材料のみで構成されているのにとても複雑なつくりをしていて不思議な魅力がありますね。
しかも、ストランドビーストはどんどん進化をしていて、
水を感知すると自動的に方向転換するセンサーがつけられたり、
強風が吹くと頭上のハンマーで杭を打ち体を固定できるようになったり、
自己防衛機能が働く…ほんとうに生命体という言葉がぴったりな気がします。
美術館の中なので、動いている姿がみられる作品はあまりないですが、
ビーストの骨格の細部を間近で見れたり、
ビーストの動きについて詳しく説明されていたり、
実際にビーストを押して動かせる体験スペースもあるので、子供たちも楽しめる展示会になっていました。
展示会の外のショップでは、
ちいさなストランドビーストの作成キットも販売されていました。
ミニビーストも風で動き出すので、自宅でも楽しめますね!
私が訪れたときは思っていたほど混雑しておらず、
ゆっくり自分のペースで見て回れるくらいの人数だったので、
お子さんの夏休み期間中にどこに遊びに行くか迷われている方はぜひ!
※時期によっては事前予約が必要みたいなので、お気を付けください。
設計 熊本