あなたはいる派?いらない派?
設計士・現場監督ブログ 2022.03.27
こんにちは。設計の碇です。
これから恒例にしていこうと思っている
「あなたは○○派?○○派?」シリーズ。
本日は第2段です!
(最初に始めた保育士の川津さんにはシリーズ化の了承得てます!笑)
議題は“窓”。
春になってきた今日この頃、
「ピクニック日和だね~」と外を見て癒されることも多くなってきましたが、
今日は、最近話題に上がりやすい、トイレとお風呂に窓がいるかいらないか問題について触れていきます。
トイレの窓と
お風呂の窓。
あなたはいる派?いらない派??
好き嫌いの問題もありますが、
やはり考えるのはメリット、デメリット。
窓をつけるメリットとしては
〇明るさ
〇換気のし易さ
〇解放感
この辺りが代表的でしょうか。
一方デメリットは
〇断熱性能(寒くなる)
〇掃除が大変
〇防犯面が気になる
〇コスト
などが上げられます。
「これまで窓がついてなくて困ってないので、新しい家も窓がなくて良い」
というお声もよくいただきますが、
その際考えていただきたいことは、
新しいお家での住環境はこれまでのお住まいとは異なることが多いということです。
アーキハウスではパッシブ設計を心掛けているので、お昼間は電気を付けなくても明るいリビングになるような間取りをご提案します。
例えばトイレの窓を無くすことで、他の空間はお昼間は電気をつけずとも明るい空間だけど、
トイレだけ薄暗くなる、、、ということもあります。
もちろん、そのようなことも踏まえつつ上記メリットデメリットを考えて窓無しの決断をするということは全く問題ありませんが、
これまでがこうだから~、という考えだけで決めると後悔してしまうかもしれません😲
あるいは「実家のお風呂の窓が大きくて換気がし易かった!換気重視でお風呂の窓は絶対必要!!」
ということも、実はそうでないこともあります。
お風呂に入ったあとの湯気を追い出したり、掃除をする際の換気には窓が効果的ですが、
計画的に換気をするという観点で考えると、
お風呂の隅々まで換気するには、お風呂のドアと窓を閉め切って換気扇で換気することが有効であったりもします。
これも住宅の高気密化や、設備性能が上がったことの恩恵ですね。
(換気扇だけに頼りすぎると換気扇への負荷は増えるので、消耗が早くなることもあります、、、一長一短です!)
ああ言えば、こう言う、、、のような文章になってしまいましたが、
まとめますと、絶対付けた方が良いというものではなく、絶対につけない方が良いというものでもないのです!!
ただ、お住まいになるご家族が何を重視するかによって、どちらがおすすめ、というアドバイスは出来ます😊
今のお困り事や、ゆずれないポイントを話し合いつつ、後悔の残らない二者択一をしていきましょう!!
ということで、本日の「あなたは○○派?○○派?」
以上になります。
第3弾をお楽しみに~♪