【八代店ブログ】屋久島に。
設計士・現場監督ブログ 2024.06.21
みなさま、こんにちは。
アーキハウス 八代店 設計の濱田です。
タイトルにもあるように、
「屋久島」に行ってきました。
アーキハウススタッフ含め、グループの若手スタッフは一度屋久島の「縄文杉」を自分の足で見に行く。
なんて研修があります。
入社5年目の私ですが、新卒時代はコロナウイルスが一番気にされている時代でした。
その為、旅行なんて行ける世の中の雰囲気ではありませんでしたので、もちろん屋久島研修もありませんでした。
月日は流れ、5年目にとある提案が。
「今年の新入社員と行けなかった5年目は一緒に行きましょう。」
嬉しい反面、今の体力で登れるのか…?と不安が大半を占めていました。(笑)
なんせ、6時ごろに出発して、帰りは5時過ぎ…約10~11時間の登山です。
ただ、住宅業界にいて、設計というお仕事をしている以上
諦めずに自分の足で、「縄文杉」を見に行かなくては。と思いました。
会社が、「縄文杉を見てもらいたい」と思うのはその為です。
登山が始まれば、一気に想像を超えてくる森の中に。
もちろん携帯も圏外。たまにはこんな生活も良いな…と感じます。
始めの2時間程度は、元々トロッコで使われていた道を進みます。
道自体崩れずに綺麗ですが、地面が固いのでじわじわと足腰が痛くなります。
トロッコ道を抜けてからは、イメージ通りの登山。
岩の間、切り株の間を抜けて、ロープを使って登って、全員で協力して登り切ります。
約5時間歩いた先にやっと出会えました
「縄文杉」
樹齢は2000年~7000年越えと様々な説はありますが、圧巻です。
今は縄文杉の近くまで近寄ることはできませんでしたが、自然のパワーを感じることができました。
ちなみに屋久島は、土が少なく栄養素が無い為、植物の成長スピードがとてもゆっくりになるとの事です。
その為、年輪も少しずつ密度を高くして成長する為腐りにくい頑丈な杉材が育つそうです。
実際に、縄文杉も見て3日間屋久島におりましたので、自然の力強さ・共存していく大切さ、など
普段の生活では感じることができないことを沢山感じる事が出来ました。
学んだ事を、設計士としてこれからのご提案にも活かしていきたいと思います。
11時間の登山が終わる直前まで、口数が全く減らなかった私を周りのスタッフが
「さすが…だね…」
と少し引き気味で見ていたので、まだまだ体力があることも確認出来ました。
では、また!
設計 濱田